刺青は解雇理由になる?

一般に、刺青があると就職に不利だと言われています。日本では、刺青やタトゥーをファッションとして認める文化は一般化していませんし、反社会的なものと言うイメージも残っています。企業としては、あまり歓迎したくないのが本音だと思います。では、既に入社している社員が、刺青を理由に解雇される可能性はあるのでしょうか?また、労働基準法などの法律的には、それは問題ないのでしょうか?
これはケースバイケースと言えます。例えば、採用時に刺青の有無を確認されたり、就業規則の中で「刺青がある場合は採用しない」「刺青があるとわかった場合は解雇する」などと明記されていたにもかかわらず、刺青があることを偽って入社したような場合は、虚偽申告をしたとして解雇が認められる可能性が考えられます。
ただし、特に就業規則による確認もなく、刺青があることを偽って入社したのでなければ、入社後に刺青があることが発覚しただけで解雇すると、不当解雇になる可能性が高くなります。
また、例えば接客業の人が刺青によってお客さんから嫌がられるなど、業務上の支障があるような場合もあるかもしれません。こういう場合は、入れ墨が見えない服装をすることや、仕事の担当替えなどが求められ、それに応じなかったり、改善が見られない時には、解雇が認められる可能性は出てきます。
入社したものの健康診断の都度、びくびくするなどと言う人もいますので、刺青がある場合は、きちんと自己申告をして採用してもらった方が後々、働きやすい気がします。